「字は人に伝えるもの!」 雑な字は印象が悪いです。 生徒さんの「ひらがな」ビフォーアフター
投稿日:2020.08.24
現在、九州からペン字のオンラインレッスンを受講されている、男性の会社経営者。
社員さんの前でホワイトボードに字を書くことも多いらしく、
「汚い字をなんとかしたい!」
という強い想いを持って、私にマンツーマンレッスンをご依頼くださいました。
こちらはレッスン前に書かれた「ひらがな」の一部ですが、ちょっと雑な感じに見えますね…
この字を見た人は、どう感じるでしょうか?
字が 上手い or 下手 とかの前に、まずはそこを考える必要があると思います。
ちょっと精神論になりますが、
字は「人に伝えるもの」なので、多少なりでも丁寧に書くことが大前提!
誰しも速いスピードで字が書けるのが理想ですが、
スピードに手がついてきていない状態なので、今は少し字を書くスピードを落として頂くようお伝えしました。
「知識」をつけて「技術」を磨いていくと、
速く書いても、安定して手が動くようになっていきますよ!
さて、まずは「字の形」を覚えないといけないので、
レッスンは「あ」から順番に1文字ずつの書き方を説明して、確実に基本を身につけて頂きます。
生徒さんの書かれた字を横に置いて、
・どこが悪いのか?
・どのように書けば良いのか?
これらを無駄なくピンポイントに説明していくのが、オンラインレッスンの1番の特徴!
「あ」は大きな右カーブが上手く書けるどうかがポイントですが、生徒さん苦戦しながらも頑張っています。
ペンのスピードや力の抑揚など、自分なりの感覚を掴むことが大切です!
この「え」も大きく修正したい字。
書き方を理解し、真剣に書く気持ちがあれば、すぐにでもキレイな字に変わっていきます。
「お」は挨拶文など、文章を書くときに出てくる頻度が高いので、確実に抑えておきましょう!
なかなか良い感じですね。
このような感じで、「ひらがな」1文字ずつ書きながら、
生徒さんに全ての字の修正点や書き方のコツを伝えていきます。
上手く書けない字は、書けるまで何度でも書いて頂きます。
できるだけレッスン中に書けるようにしておかないと、日にちが経てば忘れていく可能性が高くなってしまう…
レッスン前は何となく雑な印象を与えるような「ひらがな」を書いていましたが、今では
・正しい字を書くための“知識”
・自分の思い通りに手を動かす“技術”
それれを身につけて、見違えるくらい上達しています!
それでは、生徒さんの書かれた「ひらがな」ビフォーアフターをご覧ください。
<ビフォー>
<アフター>