生徒さんの書かれた「条」 ← どこを直せば もっと美文字になる?
投稿日:2019.07.06
「ある程度キレイに書けたような気がするけど、何かしっくりこないなぁ…」
キレイな字が書けるようになってくると、このように感じることが多くなってきます。
レベルが上がってきている証拠なので、とても良い傾向です。
あとワンポイントのコツを覚えることで、字は驚くほど変わっていきますよ!
しかし、それを自分で気付くのは難しいので、レッスン時にこれらを説明していくのが私の役目。
こちらは生徒さんが書かれた「条」です。
生徒さんもキレイに書けたと感じていますが、何かしっくりこないとのこと…
特に直すところはありませんが、
Q、あとワンポイント直すことでもっと美文字になるなるのですが、どこだか分かりますか?
A、下部の「木」を →「ホ」に変えることで、字がスッキリして引き締まります。
下の字を見比べれば分かりやすいと思いますが、右払いが2つあると、字がうるさい感じに見える。
私のルールでは “右の2重払いは禁止” にしています。
この書き方を覚えたら、たくさんの字を書くときに活かすことができますよ!
例えば「炎」や「検」
また、この書き方を覚えると「しんにょう」の字を書くときに、とても役立ちます。
今回は「返」や「込」だけを書きましたが、
その他にも「速」「送」「退」「迷」etc. どの字にもこの書き方は活かすことができる。
このように、あとワンポイントのコツを覚えることができれば、あなたの字はもっと美文字になりますよ!