小筆で「たて線」を力強くまっすぐに書くコツ
投稿日:2018.06.01
オンラインで小筆のレッスンをされている生徒さん、先日は「たて線」を書くレッスンをしました。
「たて線」というのは、
・人間でいうと “背筋”
・家でいうと “柱(大黒柱)”
そう考えると、力強くまっすぐに書きたいもの!
絶対に傾いてはいけないのです。
しかし、この「たて線」をまっすぐに書くのは、すごくすごく ムズカシイ…
ペンで書いても難しいのに、小筆だとどうしようもなく線がフニャフニャしてしまうという人は、きっと多いと思います。。
これに関しては “技術を磨く” しかないのですが、コツというのもいくつかあります。
そのうちの1つは、「書き始めに筆を突くこと!」
(こちらの画像の赤丸をした部分)
“起筆(きひつ)”と言って、ただ筆をつけて書き始めるのではなく、
「筆をしっかりと起こして書き始める」という意味が込められています。
しっかりと起筆をつけることで、力強く安定した線を書きやすくなりますよ。
しかし、そんなに簡単ではありません。。
とにかく練習(トレーニング)をして、技術を磨くしか習得の方法はないと思います。
力強くまっすぐな「たて線」が書ければ字はとてもカッコ良く決まりますので、
まずはしっかりと“起筆”をつけて書くことを意識することから始めてみましょう!
ちょっと画像は小さいですが、ご興味のある方は
こちらのオンラインレッスン風景動画で、小筆の動きなどををご覧ください。