漢字を若々しく、引き締めて見せる方法
投稿日:2016.09.10
本日は生徒さんの書かれた「何卒(なにとぞ)」をもとにして、書き方のコツを解説いたします。
仕事でお伺いを立てる時などに、
「何卒よろしくお願い致します」とか
「何卒ご検討の程お願い致します」などと書くことがありますよね。
さて、こちらはレッスン前に生徒さんが書かれた「何卒」です。
Q、どこをどう修正すれば美文字になると思いますか?
●例えば「何」の字ですが、“口”を書く位置に注目してください。
“口”をもっと高い位置に書くだけで、字がキュッと引き締まり若々しく見えます。
●次に「卒」の字ですが、
上半分を少し小さく書いて、最後の縦線を長く伸びやかに書きます。
そうすると字にメリハリがついて、スマートに引き締まって見えますよ。
レッスンでは実際に生徒さんが書かれた字を基にして、
「どこをどう修正すれば良いか?」
ということを具体的に説明をしながら進めていきます。
そして自分自身で納得するためにも、実際に何回も書きながらコツを身に付けていきます。
それでは生徒さんなりにコツを掴み書かれた「何卒」をご覧ください。
いかがですか?
字の重心が上にあがり、若々しく引き締まって見えませんか?
美文字を書くためのコツやポイントはたくさんあります。
「これらをいかに数多く覚えるか?」
それが大人の美文字習得には大切です!