圧倒的な見栄えに変える、美文字の上級テクニック

 

本日は美文字のスカイプレッスン時に生徒さんにアドバイスした項目で、

“圧倒的な見栄えに変える方法”について、簡単ですがお伝えいたします。



こちらの生徒さんは書写検定試験の1級を目指しているレベルの方なので、
私の説明も専門的で少し難しいかもしれませんが、ご興味のある方はご覧ください。



先日は「行書」のレッスンを行ないました。

パソコン越しに撮った写真ですが、それでも誰が見てもすごくキレイな字だというのは分かりますよね?

85

 



書かれた字をアップで撮影しました。

素晴らしい見事な行書です!

93

 


しかし、これでも生徒さんはまだ自分の書いた字に満足をされていません…


Q、修正する所などほぼありませんが、これらの字をさらに美文字にするには どうすればよいと思いますか?



上を目指されている生徒さんは、このように細かな部分のアドバイスを私に求めていらっしゃいます。




今回説明したことを簡単にお伝えすると、

生徒さんの書かれた字はキレイですが、見た目の“迫力”に欠けています。

 
  線の質がポイント!



そこで、「縦の線」について、アドバイスさせていただきました。

94

 


字には「縦の線」や「横の線」、また「はらいの線」や「はねの線」など色々あります。


それらの「線」を一定の太さに書くのではなく、線の太さに強弱をつけるのです!


特に「縦の線」を太く書くことによって、字は圧倒的な見栄えにすることができる。





それを意識することによって、生徒さんが書かれた「晴」です。

字に“メリハリ”や“迫力”が出て、はじめの字と比べると、圧倒的な見栄えになったと思いませんか?

89

 



この調子で、色々な字を書いていき、感覚を身につけていきます。


この「静」は線の強弱にメリハリがあり、字の形も最高に決まりましたね!

87



この「願」も、右側の長い縦線の力強い太さが効いていますね。

字に立体感が出て、目に飛び込んでくるような迫力です!

88

 

スピーチでも歌でも同じだと思いますが、

一定のスピードや大きさだと、何となく面白みや迫力に欠けると思います。

それと同じように、字も同じ大きさや一定の線質だと、面白みや迫力に欠けてしまう…


線に太い細いの強弱をつけることによって、
字にメリハリが出て、圧倒的な迫力や見栄えにすることができますよ!



本日は美文字の上級テクニックなので、ちょっと難しかったかもしれません。

難しいと思いますが、ご興味のある方はぜひ挑戦してみてください。

 


 

セミナーの依頼・お問い合わせは、
電話もしくはメールにてお気軽にご連絡ください。

お問い合わせ・無料体験レッスンのお申込みはこちら