「カタカナ」をバランス良く書くコツとは?
投稿日:2016.09.07
先日、オンラインレッスンを受講している男性の生徒さんから、
「“カタカナ”がすごく苦手なので、書き方を教えてください!」
というリクエストがあったので、急遽「カタカナ」の書き方のレッスンに変更しました。
私が一方的に説明をしてもあまり効果がないので、私のレッスンではまずは生徒さんに書いて頂きます。
そうしないと、その人が無意識に書いている“癖”が分からないのです…
こちらが、生徒さんが無意識に書かれた「ア」です。
最後の“左払い”に注目してご覧下さい。
左払いが長いから、字に締りがなく安定感もなくなります。
この最後の左払いの書き方次第で、字の見た目の印象は大きく変わります。
そしてこちらは、アドバイスを受けて書かれた「ア」ですが、全然違うでしょ!?
このような書き方の癖がある方は、どのカタカナを書いても最後の左払いが長くなる傾向があります…
次に「ケ」と書いて頂きましたが、 やっぱり左払いが長くなっていますね。
レッスンでは、こういった癖をガンガン指摘していきます。
とにかく自分で意識するようにならないと癖は直らないから!
意識して書くことができれば、このように安定した字を書くのは簡単。
実際に書いてみるとすぐに分かりますが、「カタカナ」は、最後が“左払い”で終わる字が多いです。
『終わりよければ全てよし』という言葉がありますが、その通りで
最後に書く左払いは、あまり雑にならないよう、ゆっくりまとめるように書いてみましょう!
それだけできっと字に安定感が出て、バランス良くキレイに決まると思いますよ。
レッスンでは、とにかく1文字ずつペンの動きを見せながら説明することを心掛けています。
気付けば、私もこんなにたくさんの「カタカナ」を書いていましたっ!