字の癖(悪癖)は、自分では気付くことができません…
投稿日:2016.07.01
美文字になるための練習方法としては色々な方法がありますが、
「これが正解!」 というものはありません。
過去にあなたも通信講座を行なったり、市販のテキストなどを購入して、字の練習をした経験があると思います。
そこにはキレイな字で書かれたお手本があり、コツやポイントを意識しながら、
それをなぞったりマネをしたりして、一生懸命に練習しましたよね?
しかし、なかなか上達しなかったのでは??
そして結局は、挫折・・・
字は、お手本を見て練習したり、コツやポイントを意識しながら練習しても、なかなか上達はしません。。
美文字になるためには、『自分の癖(悪癖)を直すこと』が1番大切です!
しかし、自分の癖(悪癖)というのは、自分では気付くことができません!
“無意識”ですからね。
私の美文字レッスンは、その無意識な癖を徹底的に指摘して、直していきます。
そうしないと根本が変わらない。一瞬書けただけで、すぐに元に戻ってしまうから。。
こちらは、ある生徒さんが書かれた「関」です。
「もんがまえ」の間の空間が広すぎですよね?
人の字を見れば、色々と指摘するのは簡単です。
しかし、これが書いている本人的には心地良い空間の大きさなので、気付くことができません。
こちらは「北」
これも同様に空間が広いですよね!?
良い例・悪い例を書いたり、例え話をしたりしながら説明して、そこに気付いて頂くのが私の役目!
そういうレッスンを行ない、生徒さんが書かれた「北」がこちら。
緊張感のあるキレッキレの「北」に変身!
「前」も同様で、空間が広い。。
これもレッスン後には、このような「前」になりました。
さらにこちらは「都」
もう説明はいりませんよね。
レッスン後にはこちらの「都」に変身!
線はブレているかもしれませんが、まだレッスンを始めたばかり!
それはそのうち力強く安定していきますので、全く問題ありません。
このように、自分が無意識に書いている癖(悪癖)を知り、直しいてくことが、
美文字になるためには最も大切で早い!
Q、あなたは自分の字の癖が分かっています?