美文字レッスン 「カタカナ」は簡単なようで難しい・・・
投稿日:2016.05.29
最近は「ひらがな」や「漢字」よりも、「カタカナ」が主流になってきているように思います。
会社名や商品名、また食べ物や薬など、「カタカナ」が本当に多いですね!
多くの生徒さんも、仕事で書く機会が多々あるらしく、
最近はレッスンで「カタカナ」の書き方について説明をすることが増えてきました。
私の個人的な思いですが、
「カタカナ」は漢字やひらがなよりも、美文字に書くのはムズカシイです!
理由としては、画数が少ないのでバランスを整えるのが大変…
絶妙なバランス感覚が必要で、“ゴマカシ”が全く効きません。。
それに対して画数の多い漢字は、書くのが面倒に感じる方もいらっしゃると思いますが、
画数が多い分、いくらでも“ゴマカシ”が効くのです(笑)
さて、レッスンではまず「カタカナ」とは何ぞや??
みたいな意味や成り立ちなどを簡単な説明をしてから、細かな書き方の説明に入ります。
私のレッスンでは、とにかくペンの動きを見せながら説明をするのが特徴です。
生徒さんは皆さん、
ペンの動きが見たいし、言葉で説明を聞きたいはずですから!
紙のお手本だけを見ながらただ練習してもやる気にならないですよね?
こちらの写真はオンラインレッスン時に私が使用したテキストですが、
このように1文字ずつ細かく説明していきます。
ペンの動きや説明を聞きながら、なるべくその場でマスターできるまで書いて頂いています。
「ツ」・「シ」・「ソ」・「ン」などは、結構ムズカシイですよね…
生徒さん上手に書けています!
「ノ」や「フ」などの左カーブがなかなか思うように書けないので、何度も練習されています。
※左カーブをキレイに書くには技術が必要
何度でも書いてペンの動きを見せながら説明を繰り返しているので、
気付けば私もこんなに「カタカナ」を書いています。
「カタカナ」は画数が少ない分、バランスが取りにくく書きにくいです。。
しかしよく見ると、同じような形をしたものが多く、書き方のパターンは決まっています!
ただ何となく練習するのではなく、
そういった美文字のコツなどを整理して覚え練習すると、上達は早い。
それが大人の“美文字習得法”です!