投稿日：2016.05.19

「子供っぽい字を直したいです！」

美文字のレッスンを受講される生徒さん、このように言われる方も多いです。

子供っぽい字を大人らしい字に変えるのは、技術的にはそんなに難しくありません。

皆さんただ書き方やコツを知らないだけなので、レッスンで具体的な説明をすると結構すぐに字が変わります。

Q、「子供っぽい字」とは、いったいどういう字なのでしょうか？

こちらは結構上手に書かれていますがちょっと子供っぽい字に見えます。

特に「藤」ですが、スマートさが足りません。

人間に例えると、頭が大きくウエストがなくて手足が短い…

というイメージに見えます。

“ドラえもん体形!?”とでも言えば分かりやすいでしょうか？

大人っぽい字にするためには、これを逆にすれば良いのです！

人間に例えると、頭が小さくウエストを引き締め、手足が長い。

このようなイメージで書くとスリムになり大人っぽい字に見えます。

次は「株式」という字。

こちらも上手に書けていますが、何となく足が短かく太っていて子供っぽく見えてしまいます。

これも足を長くすると、スリムで大人っぽい字に変わります。

一般的に、人間の理想的な体形は

「頭が小さく、背が高く、手足が長い」というような感じだと思います。

字も同じで、多くの字は

「頭が小さく、背が高く、手足が長い」という形で書くのが理想的です。

このようなイメージで書くよう意識すると

徐々に子供っぽい字が直り、大人らしい字に変わっていきますよ。

難しければ、まずは“縦の線を長く書く”ことだけでも意識して書く練習をしてみて下さいね。