経験者でも、改めて基本から始める。やり直しの「ひらがな」レッスン!
投稿日:2018.05.16
先日より、女性の生徒さんがペン字のレッスンをはじめられました。
学生時代は書道部に属し(限りなく帰宅部に近い書道部だそうですが…笑)
硬筆書写検定の2級を取得しているそうです。
また近年3年間くらい、近所の書道教室に通っていた経験もあるとのこと。
字を書くのが楽しくて、家でも毎日練習をしているそうですよ!
しかし、
「なかなか上達しない…」
「何だかよく分からなくなってきた…」
迷い・悩み・不安など、色々な想いを持ちつつ、私にご連絡をくださったのがレッスンの始まりです。
こちらは、レッスン受講前に書かれたひらがなの一部ですが、さすがにキレイですね!
これだけのレベルの字が書ければ十分ですが、まだまだ改善点はたくさんあるし、線の質も単調にみえる。
また上を目指している生徒さんなので、多少細かく、多少厳しめにレッスンしていきます。
もちろん生徒さんもそれを求めているとのこと。
レッスンではホワイトボードを使用し、
実際のペンの動きを見せながら、1文字1文字コツやポイントを細かく説明していきます。
ただ何となくお手本を見ながら字を書いても、なかなか上達はしない…
「正しい知識」を持ち、「正しい書き方」をすることで上達のスピードは格段と速くなります!
このように私の説明したことを徹底的にメモをされる頑張り屋の生徒さん。
上達しないわけがないですよね!?
「ひらがな」のレッスンが終了してからも
家で継続的に練習をすることによって、今ではこのように字が変わっています。
もちろん、元々上手だったというのもありますが、“正しい方法”を覚えることでさらに成長されました!
<アフター>
レッスン受講前に書かれた下のひらがなも上手ですが、「字の形」「線の質」の違いは一目瞭然ですね!
<ビフォー>
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『生徒さんのご感想』
今回の‘’平仮名レッスン‘’は、特にリズムの大切さを学びました。
漢字の直線も難しいですが、ひらがなの曲線もまた難しかったです。
今までは、ただ見本通りに綺麗に書ければよいと思って練習していましたが、
谷口先生に教わるようになって、形も大切ですが、線の強弱やリズムも大切なんだと知りました。
身に付けてしまえば何てことはないのだろうけど、私は意識してやってこなかったので、練習あるのみです。
ペン習字を習いにきてるのに、まるで筆も学んでるかのようなアドバイスが聞けてとてもためになります。
先生は毎回熱心な授業をされるので、こちらもどんどんやる気が出てきます。
また個人のレベルやペースに合わせて学べるのもいいなと思います。(その人に合わせて見本を作ってくれたり)
他の教室ではなかなかないので。
授業以外でも添削してもらえるので、練習の励みになります。
授業だけだと忘れてしまうところもありますが、たまに見てもらえるので思い出せたり、継続する意識も高まります。
いつもありがとうございます。
暫くひらがな練習がんばります。
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