投稿日：2016.07.25

 
学生は夏休みの真っ只中ですね！

数年前まで、私は自宅で書道教室を開校していたので、夏休みが始まると

近所の子供たちが来て、書写の宿題のお手伝いをしていたのが懐かしいです。

今は、教室の場所も変わっていますし、生徒さんもビジネスマンや経営者などの大人に変わっています。

※現在は学生に書写・書道を教えてはいません。

しかし何年経っても、この時期になると、過去にレッスンを受講して下さっていた親御さまから、

「すみませんが、子供の宿題を見てください」というようなご連絡を頂きます。

　　嬉しいですね☆

そして先日、5年生の男の子がお母さんと一緒に電車を乗り継いで事務所まで来られ、レッスンをしました。

当時この子は幼稚園で、お姉ちゃんと一緒に習いに来ていたんですよ！

ふざけてばかりでしたが･･･（苦笑）

実際にほとんど書き方を教えたことはありませんので、基礎が出来ていないのが

残念ではありますが、今回の目的としてとにかく作品を仕上げることを優先！

普段は全く練習などしてないらしい…

筆も持って来ていましたが、パサパサして見た感じ書きにくそうだったので、

私の筆を使って書いてもらいました^_^;

字の細かい説明は抜きにしますが、真剣な眼差しや表情がすごくカッコ良かったです！

子供には椅子が低いので、２つ重ねて使用。

集中しすぎて前のめりになっているので、椅子から落ちそうでハラハラしながら見ていました（笑）

 



疲れで集中力も長くもたないので、大筆での作品作成は早めに切り上げて、
仕上げで小筆での名前に取りかかります。

なかなか上手に書けていますが、細い線の名前はペンで書いたみたいに弱々しく見えてしまいます…

これは注意してほしい所！

力強い線で書きなおしてもらいました。

そしてこちらが学校に提出する「天地」と「思いやり」の完成品です。

普段から練習をしていないし、当日の練習量も少ないので、正直私としては納得の作品ではないのですが…

限られた時間で本当によく頑張りました！

「天」の右払い、「地」の最後の跳ね、「思」の跳ね　などに、筆さばきの技術が特に表れてしまいますね。