「行書」は芸術性と実用性を兼ねた、最高の書体です
投稿日:2017.01.26
2017年になり、美文字レッスンを受講されている生徒さんの中には
新たな挑戦をされる方もいらっしゃいます。
先日は大阪在住の男性の方が、“行書”のレッスンをスタートしました。
行書は始めが肝心です!
ただ流れるようなイメージですらすらと書けば良い、と思っている方もいらっしゃると思います。
しかし、行書には行書の書き方のルールというものがあります。
最低限でも良いので、それらを知っておくことは、とても大切。
自己流で書くのはやめましょう! 変な癖が付いてしまいますよ。。
変な癖が付かないよう、始めは漢数字などの基礎的な字から、ゆっくり説明していきます。
とにかくペンの動きを見せながら、説明することを、私は心掛けています。
キレイな行書が書けなくても良い!
今は感覚を掴んで頂きたいので、とにかく何度も何度も書くことが大切。
何度も書くことで、自分なりに何かしらの感覚を掴むことができます!
“月”を書いているときに、「おーっ!」と声をあげられました!
何か感覚を掴まれたみたいですよ。
カッコいい“月”ですね。
その後も小学1年で習うような簡単な漢字を例にして、レッスンを進めていきました。
この“口”もキレイに書けていますね!?
行書のレッスンはまだ始まったばかりですが、これからが楽しみです。
“行書”は 楷書よりも、
字を書くスピードが倍以上速くなり、見栄えは倍以上キレイに見えます!
まさに、芸術性と実用性を兼ねた最高の書体だと、私は思っています。