4回目の挑戦で念願の「毛筆書写検定1級」に合格! ~生徒さんの喜びの声~
投稿日:2022.01.15
昨年の11月14日に書写検定試験が開催され、
この度もレッスンを受講されている生徒さんが、硬筆・毛筆を含めて全国各地の会場で試験に挑戦されました!
そして12月の中旬から末にかけて、続々と結果の報告が入ってきました。
嬉しいことに、「3級」や「2級」に関しては合格の報告が多いです。
しかしながら、
「準1級」や「1級」はとても難易度が高いのもあり、結果は不合格だった方が多くいらっしゃいます。
2級までは誰しもそれなりに頑張れば合格することができるレベルだと私は思っていますが、「準1級」からは一気にレベルが上がる!
不合格でも今できることを精一杯に頑張ったのだから、決してムダではない。
また今の自分のレベルや立ち位置を知ることができるし、試験を経験することで、これからの取り組み方が変わってくるはず。
もちろん私もその結果を参考にして、合格できるよう戦略を立てて精一杯やらせて頂きます!
このような難関にも挑戦している生徒さん達ですが、
今回「毛筆書写検定1級」に合格された生徒さんがいらっしゃいます。
※1級はすごく上手な方ばかりが受験する中で、合格率は大体10%くらいの超難関
4回目の挑戦で、見事に合格されました!!
合格証書が輝いていますね☆
こちらの生徒さんはオンラインでレッスンを受講されていますが、「特に小筆が苦手です」と言われていたので、それを徹底的に鍛えていきました。
練習されたものをメールで送って頂き、生徒さんの書かれた字を基にして、細かく細かくアドバイスしていきます。
また同様に「賞状書き」も苦手とのことだったので、レッスン時に多くの時間を費やしていきました。
レイアウトの取り方や書き方などの説明をし、家で練習をしてメールで送って頂く。それをひたすら繰り返す。
かなりバランス良くまとまってきましたね!
「優勝」は重厚感を出し、ぜひカッコ良く決めたいところ!
字形も整い、かなり力強くなってきました。
こういった練習を繰り返していきましたが、どんどん上達されるので、本当に頼もしい限りでした!
賞状もこのように変わっていきました。
最初の頃はちょっと弱々しい感じがしていましたが…
<ビフォー>
レッスンを重ねていくことによって、賞状らしい力強い重厚感が出てきました。
そして1文字ずつの精度も上がり、文字に威厳も出てきました。
1本1本の線から、生徒さんの “自信” が伝わってきますね!
<アフター>
合格おめでとうございます。本当に良く頑張りましたね。
最後に、生徒さんから「喜びの声」を頂きましたので、一部抜粋して掲載いたします。
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2020年2月より、毛筆書写検定1級に挑戦してきました。
1回目のチャレンジ理論のみ合格
2回目のチャレンジ不合格
3回目のチャレンジ不合格
正直、このままではずっと不合格だと思いました…
コロナ禍でオンラインレッスンが増えたのはニュースで知っていたので、
「そうだ、オンラインで教えてくださる先生を探そう!!」と思い、いろいろと検索していて、“美文字塾の生徒さんの声”にヒットしました。
皆さんの感想を読んでいて、
「私だけじゃない、わたしの悩みや不安と一緒だっ!!」と
ものすごく勇気をもらえました。
そして「私はもう、この先生に教えてもらうしか方法がない!」とその時確信して、レッスンをお願いしました。
はじめはとても緊張しましたが、Webカメラを使ったオンラインレッスンは手元しか映らないため、ノーメイク、部屋着での受講は、本当に助かりました(笑)
先生の美文字レッスンは、目からウロコのメソッドばかり!
「今まで書道教室で習ってきた書き方は何だったんだろう?」と思うことばかりで、また書道や試験に対する考え方、ノウハウ・テクニックをたくさん教えていただき、毎回驚きの連続でとても楽しかったです。
やはり1番は、“成長の実感”でした。
一番苦手だった第二問の「漢字仮名交じり」、第六問の「賞状書き」は特に時間をかけて指導していただけました。
そして今回いよいよ4回目のチャレンジ!
「安心して書けた。」というのが、試験を終えて一番の感想でした。
今までと違って、こんなに穏やかな気持ちで試験を終わることができたのは初めてでした。
これまでの3回はいつも、「あぁオワッタ・・・」からのやけ食いでしたから(笑)
このたび無事に合格することができましたが、初心を忘れずにこれからも「美しい文字とは?」を探求して頑張っていきたいと思います。
あらためて私を合格に導いてくださった谷口先生には感謝しかありません!
また精神的にも支えていただき、本当にありがとうございました。
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