いよいよ書写検定1級に挑戦!? ~賞状編~
投稿日:2015.12.01
マンツーマンでの個別レッスンを受講されている生徒さんがいらっしゃいます。
この生徒さんは、何と本格的に書道を始めたのは今年の1月から!(まだ11ヶ月)
目的は硬筆・毛筆共に、書写検定の1級を取得するためとの事です。
※ちなみに1級はかなり難しい・・・
実は私も硬筆は2回・毛筆は4回も落ちました
1月から書道を始め、6月に2級を受験して硬筆・毛筆共に見事1発合格!
そして先日の11月には、準1級を受験しました。
(合格発表は約1ヶ月後です)
学生の時に少し書道をやっていたくらいの初級者でしたが、
レッスンに通い、私が与えた家での課題の練習も、家事等でお忙しい中、とにかく継続して頑張りました!
この“ペンだこ”は、血と汗と涙。名誉の勲章ですね。それにしても痛々しい(>_<)
まだ準1級の結果は出ていませんが、1級に向けての練習を開始!
遅かれ早かれ、どうせ受験しますからね。
さて、1級には特殊な課題がいくつかあります。
その中の1つが、『賞状書き』
白紙の賞状用紙に体裁よく字を書くのは、簡単ではありません。。
賞状の文字は、「スマートできれいな字」よりも、「太らせて安定した字」を書くのがコツです。
それがなかなか書けないのですが・・・
このように、はじめは生徒さんも苦戦されています。
しかし、生徒さんの書かれる字を見ることで、注意点や修正点がすぐに分かります。
それをもとに、私は実際の筆の動きを見せながら解説。
筆の動きを見せることが、何よりも1番よろこばれますので、私はどんどんお見せします。
※これがマンツーマンレッスンの最大のメリット
そして再度、お手本を見ながら書くと、すぐに字は変わるのです!
まずは失敗しても書いてみることが、上達の秘訣の1つですよ。
最初に書いた一番左の字よりも、はるかに安定して見えますね。
字の書き方さえ分かれば、あとは練習して慣れるのみ。
しかし『賞状書き」で何よりも難しいのは、賞状をバランス良く書くこと!
そのためには、“レイアウト”(下書きみたいなもの)を作成します。
おそらく生徒さんが、それを自分でするのはムズカシイ・・・
時間もかかってしまう。
私なりのコツやテクニックがありますので、それを次回のレッスンから伝授していきます。
きっとすぐに書けるようになりますので、次回のレッスンを楽しみにして下さいね!