【横線の書き方の解説】漢字の「三」が上手く書けたら多くの字に活かせます

今月からペン字のオンラインレッスンを始められた、東京在住の女性の生徒さんがいらっしゃいます。

 

私のレッスンでは、簡単ですがまず生徒さんに課題の字を書いて提出して頂きます。

生徒さんの字を見ることで特徴やクセなどを把握でき、どのように指導していくか戦略を立てることができ効率的。

 

漢字のレッスンでは、基本となる「横線」の書き方から説明していきますが、
横線は漢字の「三」の書き方を覚え、上手く書けるようになればOKです!

 

 

横線は長さは違えど、基本的に3本の線しかありません。

1、反り上げる線 2、まっすぐ書く線 3、しなる線

この3本の線の書き方を覚え、安定して書けるようになれば、多くの字に活かすことができますよ!

 

 

こちらは生徒さんの書かれた「三」ですが、
1画目の線が上向きに反り上がっていないので、字に躍動感なく子供っぽい字に見えます…

ちなみに、このように書かれている方すごく多いです。

 

レッスンではこのように生徒さんの書かれた字を横に置いて、
「どこが悪いのか?」「どのように書けば良いのか?」というのを、実際のペンの動きを見せながらピンポイントに説明していきます。

 

 

 

「三」が横線の基本になります。
例えば漢数字の「五」ですが、よく見ると書き方は「三」と同じ!

 

 

 

もちろん「王」や「玉」も同じです。

 

 

 

こちらの生徒さんは1画目の “反り上げ” が書けるようになれば、一気に見違える字になると思います。

 

 

 

レッスン中にたくさん書いていくことで、少しずつコツが掴めてきた感じ。
線が変わることで、字に「表情」が出てきましたね!

 

 

「生」も同様。
画数が多くなると少し長さや空間などが変わってくることもありますが、
「年」や「青」の3本の線も、基本的には「三」と書き方は同じです。

 

 

 

今回のレッスンで横線の書き方を学んだばかりで、すぐに安定して書くことはできないと思いますが、
書き方さえ分かれば、徐々に慣れていくので慌てなくても大丈夫!
きっと上手に書けるようになりますし、しっかりとフォローさせて頂きます。

 

横線のある漢字は、数え切れないほどたくさんあります。
漢字すべての書き方をマスターするのは大変ですが、横線だけでも書き方を覚えておくと、今後すごく活かせるはず。

まずは「三」が上手く書けるよう、横線の練習をしていきましょう!

 

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