「口」と「田」の書き方のコツの解説と、生徒さんのビフォーアフター
投稿日:2025.04.03
ペン字の対面レッスンを受講されている女性の生徒さん、
「口」や「田」などの四角い字を書くのがすごく苦手で、いまでも苦戦されています…
多くの生徒さんとレッスンをしてきましたが、これらの字が苦手な方は本当に多いです。
まずは生徒さんの書かれた字をご覧ください。
今回は特に「1画目」を重視してみて頂ければと思いますが、線が内側に入ることができないのです。
だから“四角い図形”のように見えてしまう…
これは「ペンの持ち方」や「ペンの動かし方」など原因は色々とありますが、
ペンをギュッと握り指に力が入りすぎてしまうと、角度がつかずこのような線になりやすいです。
1画目を書く時は内側に向かって角度をつけて、まっすぐペンを引くように書いてみてださい。
そうすると、キュッとウエストが引き締まった字になりますよ!
こちらの生徒さんは最初の頃に比べると、今ではかなり改善されてきました。
でも急いで書いたり無意識で書いたときは、以前のような線に戻ってしまう傾向にあります。
クセを徹底して直す必要がありますので、先日のレッスンではこれらの字を集中練習していくことに!
集中して何度も練習していくことで徐々に自分なりのコツと感覚を掴まれ、劇的に字が変わってきました。
レッスン受講前に書かれた字と今の字を比べると、同じ人が書いた字とは思えませんね。
生徒さんの頑張って書かれた字をご覧ください。
1画目は極端なくらい角度をつけてちょうど良く決まると思いますよ。
「口」が書けると、「中」などの漢字にも応用できます。
線質が軽くなるので、最後の縦線もまっすぐに書きやすくなる。
住所などで書く機会の多い「町」は、バランス良く書けるようにしておきましょう。
画数が多くなっても「口」の形や書き方は同じです。
お世話になります、お電話ください等、これらも書く機会が多い漢字。
指に力が入っていると「田」の部分が窮屈になってしまう…
指の力が抜けると、角度がついて大きく書けるようになりますよ。
「口」や「田」だけでなく、「市」や「帝」「帰」など“巾”を書く時にも応用できます。
生徒さんの書かれたこの「市」は素晴らしい!
「締」や「諦」など、画数が増えても同じ。
「代表取締役」と書くことがある方は、ぜひカッコ良く書きたい。威厳が出ます!
まだまだ書きにくそうな字もありますが、「口」や「田」の形が図形から字に変わったように感じます。
その他の線も力強く安定して書けるようになっていますね!
このように「口」や「田」は単体だけでなく、多くの漢字の組合わせで書く機会がとても多い漢字です。
1画目の線を上手く書くことができれば、その他の漢字にも多々活かすことができます。
指の力を抜き、内側に角度をつけて、まっすぐペンを引くように書いてみましょう!