毛筆書写検定1級、「賞状」の意味を考えると線が変わる!

 

毛筆書写検定試験の1級には、「賞状」を書く課題があります。


この課題は得意な方もいれば、苦手な方も多い 難関。。



字はキレイな字で書くことが、何よりも大切だと思います。


しかし、

「賞状書き」で最も大切なことは、キレイな字で書くことよりも、全体をバランス良く書くこと!




「賞状」の意味を考えてみましょう。

賞状というのは、受賞者の功績などをたたえる名誉あるもの。

そう思うと、文字に“価値”“威厳”を表現したいものです。



こちらは生徒さんが書かれた賞状の一部ですが、とてもバランスが良いです。

34

 


また、1つずつの字も上手に書けていますが、何となく線が細いと思いませんか?



墨をたくさん付けて黒々と太い線で書くと、「賞状」らしい価値や威厳を表現することができますよ。




実際に「賞状」と書いてみましたので、見比べてみてください。

36

 



また「優勝」とい意味を考えても、黒々とした太い字で力強く書いた方が、見栄えが良いと思います。

37

 



「賞状書き」をするには、まずはこのように下書きをして、体裁のよい賞状が書けるようになることが大前提です。

34

 



それができれば、次は全体的に太い字を書くことを意識してみましょう!

35

 


受賞者のことを考えながら書く意識を持つと、「賞状書き」の意味が分かっていくかもしれませんね。


 


 

セミナーの依頼・お問い合わせは、
電話もしくはメールにてお気軽にご連絡ください。

お問い合わせ・無料体験レッスンのお申込みはこちら