正しい「行書」の書き方を学ばないと、変なクセがついたら直すのが大変ですよ!
投稿日:2019.08.06
ペン字のマンツーマンレッスンを受講しはじめ、約4ヶ月経過した女性の生徒さん。
楷書やひらがなの基本はかなり身についてきたので、
先日のレッスンより、かねてからの希望でもあった「行書」のレッスンをスタートしました!
「行書」を身に付けるメリットは、
・速いスピードで書くことができる
・見栄えが圧倒的にキレイ
・仕事でも使える etc.
“実用性” と “芸術性” を兼ね備えた最高の書体です。
ちなみに私、普段はほぼ「行書」でしか書いていません。
さて、行書でも何でもそうですが、
レッスンで新たなこと始めるときは最初の1回目が最も大切!
理由は、自己流で書いて変なクセがつかないようにするため。
最初に変なクセが付いたら直すのが大変ですよ…(汗)
まずは漢数字などを例にして、「横書き」「縦書き」のルールやリズムなどを、実際のペンの動きを見せながら細かく説明。
たかが漢数字の「三」かもしれませんが、何度も書きながら行書の基本をしっかりと身に付けていきます。
書きながらその場で指摘したりして軌道修正できるのが、マンツーマンレッスンの1番の強み!
1文字ずつ確実に書き方を身につけていきます。
次は「月」「火」「水」などの曜日を例にして、書き方の説明。
小学1年生で習うシンプルな漢字に、基本が全て詰まっているんですよ。
画数の多い漢字も、結局はこれらを組み合わせが多い。
この4ヶ月間、基礎からしっかりと練習してきたので、生徒さんの技術はかなり高くなっています。
この“線の質”を見れば何となくでも分かりますよね!?
最後は「口」や「田」や「日」など、四角い形の字の書き方の練習。
これらは後々すごく重要になってきますよ!
はじめての「行書」レッスンでしたが、とても順調に進んだように思います。
また予想以上にキレイに書けている。
これからも頑張っていきましょうね。