キレイな字を書こうと思うと、緊張して力が入ってしまう…
投稿日:2016.06.04
「キレイな字を書こうと思うと、緊張して手にガチガチに力が入ってしまう…」
美文字レッスンに通われている女性の生徒さんが、このようにおっしゃいました。
こちらの生徒さんだけでなく、他の方からも同じようなことを
何度か聞いたことがあります。
これは女性の方に多いですね。
私の個人的な見解ですが、
美意識・美的感覚が高い分、良くみせたい思いや、周りからの期待や反応が
プレッシャーとなり、手に力が入りまくるのかな!?
あなたはいかがですか?
手のムダな力を抜く方法、といっても技術的なこと、また精神的なことなど、
たくさんあると思います。
私のレッスンで取り入れている手の力を抜く技術的な方法は2つありますが、
本日は1つの方法をお伝えします。
それは、
“えんぴつ”で練習すること
しかも、
“えんぴつ”は4Bや6Bを使用!
4Bなどの芯の柔らかいえんぴつを使うと
力が入りすぎると、すぐに芯が折れてしまいます。
だから手の力を抜くしかないのです。
さらに良い効果があります。
手の力を抜くことができると、
自然と“ペンの持ち方”が美しくなっていくんですよ!
こちらの生徒さんは、数ヶ月前までは字を書く時、
“すらすら”というのではなく、“ガリガリ”と、ペン先を引っかくように
書かれていました。
レッスンでアドバイスをしながら練習を繰り返すことで、
かなり直ってきましたが、少し元に戻ってきている感じが…
なので、今回は改めて“えんぴつ”を使用したレッスンを行ないました。
いい感じに手の力が抜けて書けています。
“えんぴつ”は仕事でも日常生活でも使うことがないから書く必要はない!
このように思っている方もいらっしゃるかもしれません。
でも、手の力を抜く“練習”としては適した方法だと思いますよ。