2023年0月の記事一覧
年賀状の「宛名書き」をする際、あたなはどこから書いていますか?
昨日はまとまった時間を取って、ひたすら年賀状の「宛名書き」を行ないました。
すでに先日、年賀状左側部分の「自分の住所・名前」の作成は、このように完成させておいたので、少し気が楽でした。
裏面のデザインや個別のメッセージについては、考えることが多く時間もかかるので、後回し。
私はプライベートでは1枚も年賀状を書いておらず、
基本は仕事関連のみ(レッスンを受講してくださっている生徒さんのみ)に書くというマイルールがあります。
ちなみにですが、年賀状やハガキの「宛名書き」をする際、あなたはどこから書いてますか?
これが絶対に正しい!という答えはありませんが、私は1番始めに「相手の名前」を書いています。
1.相手の名前
2.郵便番号
3.相手の住所 という順番
理由は2つ。
1つ目は、相手の名前が1番大切だから!
「相手の名前」は絶対に失敗できないので、集中力のある最初に、ハガキの真ん中にバシッと大きく書きます。
横に住所があったらそれが目に入り、つられて字が小さくなってしまったり右に傾いたりしやすいんです…
また住所を書いた後に名前を書く頃には、疲れて集中力がなくなり、スピードが速くなったり雑な字になりやすいから。
※書いたことがある方は、恐らく分かって頂けると思います
2つ目は、墨でハガキが汚れる恐れがあるから!
住所から書いていくと、墨やインクが乾いていなかったり手が汗ばんでいたら、自分の手でハガキを汚してしまう可能性もあります。
これは泣きたくなるくらいショックです…
このように1番に「相手の名前」を書く
次に「郵便番号」を、そして最後に「相手の住所」を書いています。
ハガキ全体を見ながら書くことができるので、字の大きさや余白のバランスなどが取りやすくなりますよ!
※1番に郵便番号を書く順番も良いと思います
絶対的な正解はありませんが、色々な順番を試すなどしてみて、自分なりに書きやすい方法を探してみてくださいね。
指が疲れ少し痛いですが…
思いつく分は全て書き終えることができたので、とりあえず今はホッとした気持ちです。
私はオンラインレッスンを行なっているのもあって、今年も全国各地から多くの方が受講をしてくださり、心より感謝しております。
いよいよ次は裏面の作成に取りかかりますが、年末まであまり時間もないので、頑張って書いていきたいと思います。
今年もあと少し! 年内にやっておきたい「大掃除」と「年賀状の作成」
今年もあと少し!
年末となり何となく慌ただしくなってきましたが、年内にやっておきたいことが2つあります。
1つ目は「大掃除」
そして2つ目は「年賀状の作成」
私の事務所は大きな窓が6枚ありちょっと大変ですが、
また4階で危険もあるので、窓の内側のみこれから自分で拭いていきます。
気になるエアコンに関しては自分ではできないので、専門業者の方に掃除を依頼しました。
年賀状は、購入して書こう!書こう!と思っていたものの、なかなかまとまった時間が取れなくて進みません…
理想は空いた時間にちょっとずつ書いていく、という方法が効率的なのかもしれません。
しかし筆を準備したり片付けたりするのが手間で、できれば一気に書いてしまいたい、というのが本音かな!?
さて毎年のことなのですが、年賀状の作成には私なりのルーティーンがあります。
色々考えるとスタートが遅くなってしまうので、何も考えずできる簡単な “作業” から進めていく!
まずは自分の住所・名前を、集中して1枚丁寧に書きます。
それをスキャナーで取り込んで編集し、何度か試し印刷をして位置などの微調整ができたら、大量印刷Go!
筆で書いた文字とプリンターでのモノクロ印刷は、見た目も分からないくらい相性が良いですね。
ちなみに私は「フォトショップ」というソフトを使用して、文字の加工や編集をしています。
本来は写真を加工するのが主のソフトかもしれませんが、私は文字の加工しかしたことがありません…汗
次は「宛名書き」を行なっていく工程になりますが、
大切な生徒さん方のお名前なので、1枚ずつ “心を込めて” 書いていこうと思います!
7回目の挑戦で生徒さん念願の「毛筆書写検定1級」に合格!~喜びの声~
先月(11/12)に開催された書写検定試験に、私の生徒さんも全国の色々な会場で受験されました。
ひと月が経過し結果も届いているみたいで、私にも随時報告が入ってきています。
試験には「硬筆」と「毛筆」があり、受験する級も私の生徒さんは、3級から1級までさまざま。
その中でも最上位の1級は合格率が10%くらいと、超難関です…
準1級や1級の上位級は毎回全ての生徒さんが良い結果になることはありませんが、
今回は「毛筆書写検定1級」に合格された生徒さんがいらっしゃいます!
こちらの生徒さんは1級に挑戦しているくらいですから、私にレッスンを申し込まれた時点で、すでに字が上手でした。
ただ試験で不合格が続いていたことによって、完全に自信を失っているように感じました…
また何をどのように練習すれば良いのか!?
こちらも完全に迷子になっていた感じ(汗)
特に「草書」の書き方が分からない・苦手と言われていたので、レッスンは草書を主にして、小筆の課題「漢字かな交じり文」や「賞状書き」に多くの時間を使っていきました。
生徒さんは「毛筆書写検定1級合格」という明確な目標があり、さらに強い意志を持って努力できる方!
レッスンをする度にどんどんノウハウを覚え技術を高めていき、
家での練習も毎日行ない、レッスン時には練習したものをたくさん持ってきて添削・アドバイスを求めてこられます。
そりゃ上手くなりますよね。
そしてこの度、念願だった「毛筆書写検定1級」に合格できました!
喜びもひとしおだと思いますが、同時に試験から解放されたことで、きっとホッとした気持ちもあるんじゃないかな!?
(私も過去の経験上、このような感情でした笑)
合格おめでとうございます。本当によく頑張りましたね^^
私もすごく嬉しいです!
試験結果が届いた当日に、早速メールにて喜びの声を送ってくださいました。
生徒さんの気持ちの高ぶりが伝わりますよ。
~~~~~~~~~~~~~
【生徒さんのご感想】
今まで毛筆書写検定1級に挑戦してきたものの、何度も何度も不合格になっていました…(特に草書が書けませんでした)
このままではダメだと思い、ネット検索をして辿り着いたところが美文字塾でした。それから谷口先生のマンツーマンレッスンを受けることになりました。
特にダメな草書の書き方をメインに教えて頂きました。
今までの硬い私の草書を、柔らかく流れるように書くコツが掴めるよう、字を書く際にリズムを声に出しながら説明されたのは画期的でした。
「サッサッサー、サッ」このリズム。
「止まって!ハイ続けてサッサッサー」など、何度もリズムを整えてくださいました。
これによって筆の動かし方がイメージしやすくなり、柔らかい線に変わっていったように思います。
家での練習も頭の中で「サッサッサー」と唱えながら書いていました笑(わかりやすかったです)
次に「調和体の墨継ぎはかすれも必要だよ」との教えです。
そんなことは一度も考えたことがなかったので、墨継ぎで濃くなるところ薄くなるところ、それを自然にきれいに見えるようにする書き方やテクニックも教えて頂きました。
「字の形を無理に変えなくてもいいですよ。今まで書いてきた字そのままで、十分きれいに書けてますから。自信を持って!」とおっしゃって頂いたのは、今でも覚えています。
何度も不合格だったので、自分の字に自信を持つことは難しいものでしたから、その言葉はとても心にしみました。
先生の教室に通ってからは【毎日書く】と自分に課しました。たくさんかける日はたくさん、時間がないときは仮名の臨書1行でも、ノートに鉛筆で草書の練習1行でもとにかく書けばOKと決めました。
そして試験当日
直前のレッスンで先生から指導していただいた【夜】の字が出題されていて、『ゆっくり〜、サッサッサー』と思いながら草書を書きました(笑)
不合格続きだったので今回も諦めかけていましたが、
試験から一ヶ月後の今日12月14日に、毛筆書写検定1級合格の賞状が届きました。
嬉しくてすぐにメールで合格のご報告をしましたら、先生からは喜びの電話をいただきました。
(私はまだ合格したことに半信半疑でしたが、先生のほうが何十倍も喜んでくださっていました!)
美文字塾に通ったこと、谷口先生にご指導していただいたこと、「すべてが今日につながっていたんだなぁ」としみじみ感じています。
先生、細やかで分かり易いご指導ありがとうございました。
男性の生徒さん、書写検定試験「硬筆2級」に引き続き「毛筆2級」にも合格
先月に開催された書写検定試験の結果が出て、男性の生徒さんから「毛筆2級に合格しました!」との、
嬉しいご報告がありました。
【毛筆書写検定2級の合格証書】
こちらの生徒さんからレッスンのご依頼を頂いた流れは、このような感じ。
↓
過去に私が平日夕方のテレビ番組のコーナーに出演し、美文字の書き方の説明をしたのですが、
たまたまその放送日が有給休暇の日で、たまたまその時間にテレビを観ていた時に目にして、興味を持たれたそうです。
それからホームページを調べて、ご依頼の連絡を頂いたというような経緯。
字が苦手なことでずっと悩んでいたというのもあり、色々な偶然とタイミングが重なったことで、奇跡的な出会いとなったと感じています!
生徒さんの目的はもちろん「ペン字を上手くなること!」なので、「漢字」や「ひらがな」の基礎の基礎からレッスンはスタート。
懐かしいですが、最初はこのようなちょっと子供っぽい字を書かれていました。
この頃はまさか書写検定試験を受けるとか、ましてや毛筆を始めるとか、生徒さんも私も考えもしていなかったので、
今思うと本当にビックリしてます!
レッスンを重ね字が上手くなっていくにつれ、字を書くことが楽しくなり自信もつき、自分の力を試したくなって試験に挑戦し始めました。
試験は3級から受験し、それから少し苦戦もしましたが無事に「硬筆書写検定2級」に合格。
ちょっと壁は高いですが、今は準1級にも挑戦されていますよ!
今やペン字や書道がライフワークの1つになっていて、私も嬉しいです。
【硬筆書写検定2級の合格証書】
毛筆といっても試験は「大筆」「小筆」、
課題も「楷書・行書」「古典の臨書」「かな」「俳句」「縦書き文章」「掲示文」など、ジャンルも幅広く結構ムズカシイ…
筆を持つのは小学生以来なので、最初はこんな感じ(汗)
でも説明を聞きながら何度も書いていけば、少しずつ慣れていきます。力強い線になってきましたね。
やることがいっぱいで先を考えると大変に感じますが、1つずつレッスンで説明して練習を重ね、
それぞれの知識や技術を高めながら実践練習を繰り返すことで、確実に上達していってます。
「風」は特に難しそうですね。
こちらは「かな」を書く課題。
「かな」について学び、馴染みのない昔の字(変体かな)を覚え書くこの課題には、最初の頃はかなり苦戦をされました…
しかし、今までにたくさんペン字の練習をし、鍛えてきた自信や実績は嘘をつきません!
道具は違えど「ペン字」と共通する項目も多いので、筆に慣れコツを掴んでいけば、案外上達スピードは速いものなんですよ。
生徒さんの頑張りやレッスンでのストーリーをお伝えしたら切りがないくらいのエピソードがありますが、このくらいにしておきます。
毛筆も3級はすんなり合格できましたが、やはり2級は結構むずかしく大変でした…
不合格を経験しながらも、あきらめずに挑戦を続けて2級に合格できたのは、生徒さんの強い気持ちと努力の成果です!
日々のお仕事で忙しい中、時間を作って「ペン字」&「毛筆」を同時に練習していたのは本当にスゴいと思っています。
合格おめでとうございます。
何のために「年賀状」を書くのか? ちょっと考えてみた
2023年も12月に入り、そろそろ年賀状のことを考える時期になってきました。
私は字を書く・字を教える仕事をしているせいか!?
この時期になると生徒さんや色々な方から、
「年賀状は書いた方が良いのですか?」
「先生は何枚くらい年賀状を書くのですか?」
「会社の人に年賀状を書くのは面倒くさいです」
このような質問や愚痴などを聞くことがあります(笑)
・仕事の取引先やお客様には書く
・上司や先輩に書く or 書かなくてOK 等
お勤めの会社や部署などで指示があったりルールが決まっていれば迷わなくてすみますが、
「どうしたら良いのだろう!?」と忙しい年末にかけて、このような空気を感じなければいけないのは面倒ですよね…
「社内の年賀状は書かなくて良いから、仕事を頑張ろう!」など、会社や上司が号令をかけるだけでも、
繁忙期の社員さんの士気は高まるのではないかと思います。
ちなみに私は仕事柄、年賀状をたくさん書いている思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
過去に比べ、年月が経つごとに年賀状を書く枚数は少なくなっています。
日本全体の統計としても、年賀ハガキの発行枚数は
2003年のピーク時が約44億枚とすると、昨年の2022年は約16億枚、
そして今年の2023年はさらに2億枚減って、約14億枚となっているそうですよ!
私はプライベートでは1枚も書いていません。
基本的には “年賀状は仕事” として捉えていますので、レッスンを受講してくださっている生徒さんにだけ書いています。
でも名古屋の教室に通われてる生徒さんの住所は、ほとんど知りません…
オンラインレッスンを受講されている生徒さんは、webカメラを郵送しますので、そちらのご住所宛にお送りしています。
・今年1年の感謝の気持ちを伝える
・レッスンや練習を頑張られた努力をたたえる
・来年もよろしくお願い致します、という気持ちを伝える
生徒さんとのレッスンを思い返したり考えながら、年末にかけて1枚ずつ想いを込めて書いていく。
時間も手間もかかるかもしれませんが、この時間が私にとっては何よりも大切な時間なのです!
年賀状は手書きでも印刷でも良いし、時間をかけても かけなくても良いし、
心を込めて作成しても、流れ作業で作成しても良いと思います。
また「年賀状を終了(卒業)する」というのも、良い決断だと思います!
時代の流れもあり、近年は年賀状を書く(出す)ことに対しての意味や意義も変わってきていますね…
あなたは何のために年賀状を書きますか?
さて、とりあえず年賀ハガキは購入しました。
来年は「辰年」みたいですね!
干支が何だったか? 年賀ハガキを見るまですっかり忘れてました…汗
生徒さんと打ち合わせをして、内覧会で飾る「ウェルカムボード」を作成
先日のペン字レッスン中、生徒さんとの雑談の中で
「今年中を目処に実家のご自宅を売却される予定」との話をお聞きしました。
現在依頼している不動産屋さんが希望者を集め、内覧会をすることになったそうですが、
その際に「親と一緒に内覧会に立ち会い、来てくださる方にご挨拶をしてお出迎えをしたい」と、不動産屋さんに申し出たとのことです。
お忙しい中大変だと思いますが、すごいですね。
不動産屋さんもその申し出に驚き、喜ばれ、俄然やる気になっているそうです!
色々とお話していると、
内覧会の際、玄関に「ウェルカムボード」を置きたいと仰いました。
正直私はそこまでする必要があるのか!?とも思いましたが、
この方の “気遣い” や “おもてなし精神“ には、本当に感心させられます!
ちなみに男性の経営者で、とても誠実な方なんですよ。
・不動産屋さんに頼んでパソコンで作ってもらうか?
・思いを込めて生徒さん自身で書くのか?
作成方法について一緒に考えていましたが…
生徒さんの熱く真剣な想いを聞いていたら、思わず
「僕が書きます!」
「僕にお手伝いさせてください!」と言っちゃってました(笑)
本当は思いを込めて生徒さん自身が書くのが良いのかもしれませんが、売却額が数千万もする価値のある家なので、
生徒さんの字ではちょっと… というような話を、お互い笑いながらしてました(^_^;)
ウェルカムボードに書く文章も一緒に考えてきましたが、
お客様をお迎えする、堅苦しくないシンプルな文章に決定!
後日生徒さんがこちらの紙の額縁を購入し持って来られたので、ここからは私の仕事です。
生徒さんは普通に白い紙で構わないと言われましたが、
ちょっと味気ないので、私はこの額縁に合う用紙を東急ハンズや和紙の専門店などに探しに行きました。
そして購入したのがこちら!
早速作成していきますが、とりあえず1枚半紙に書いて練習。
字の大きさや配置などのレイアウトを考えて、すぐに清書です!
生徒さんの誠実なお人柄をイメージして、書体もあまり崩さず丁寧に書かせて頂きました。
額縁に入れると、このような感じ。
内覧会が楽しみです!
玄関に置くと どのような感じになるか!? 写真を撮ったら見せてくださいね。
豊田市の「稲武商工会」女性部様からのご依頼で『筆ペン講習会』を開催
豊田市の「稲武(いなぶ)商工会」女性部様からのご依頼で、10月23日に『筆ペン講習会』を開催いたしました。
2020年に同商工会にてペン字・筆ペンの講習会を2回行ない、
3年ぶりに再び私にお声をかけて頂いたこと、また多くの方と再びお会いできたこと、とても嬉しく思っています。
稲武商工会館の会議室は、壁や天井一面が木材で優しい雰囲気があり、部屋に入った瞬間に木の温かい香りがして、とても心地良く感じました!
さて今回は「筆ペン」の講習会ですが、こちらの地域は建設系のお仕事をされている方が多かったり、
地域の繋がりも強いので、祭事の時などに筆ペンで “のし紙” に名前を書くこともよくあるそうです。
「字が下手なので名前を書くのが恥ずかしい」
「できれば書きたくない…」と皆さん言われていました(笑)
正直、筆ペンはけっこう難しいです…
初めて筆ペンを持つ方もいらっしゃいますし、1回の講習会で劇的に上手くなることはありません!
実際に私のレッスンを受講されている生徒さんも、
何回もレッスンを受講して説明を聞き、練習を繰り返しながら身につけているくらいですからね。
しかし、筆ペンを基礎の基礎から学べる機会というのは、そうはないと思います。
・実際に筆ペンを持って字を書くという経験をすること
・筆ペンの基本となる正しいノウハウや書き方を知ること
まずはこれらを目標にして、気軽に取り組んで頂きました。
何度も失敗しながらたくさん書いていくことで、少しずつコツや感覚が分かってくるものですよ。
講習会は15名の方がご参加くださいました。資料の作成や見本の作成など、事前の準備はバッチリ!
講習会の前半は色々な漢字を基にして、「横線・縦線・左払い・右払い」など基本となる線の書き方を、
プロジェクターを使用して実際の筆の動きを見せながら説明をしていきました。
ペンと違い、筆ペンは筆圧のコントロールが何よりもムズカシイ…
最初は皆さん筆圧のコントロールができずベタッとした重たい線を書いていましたが、
徐々にコツや感覚を掴んでいき、キレのある軽やかな線が書けるようになっていき頼もしかったです!
後半は皆さんが1番キレイに書けるようになりたいものでもある「自分の名前」、会社代表の「ご主人の名前」の練習。
名前は事前に担当の方が取りまとめてくださっていたので、私は全員分の名前の見本書いておき、お渡し致しました。
個別練習中に1人ずつまわり、簡単ですがアドバイスをしていきます。
そして最後は実際の「のし袋の帯」や「のし紙」に名前を書く実践ですが、練習よりも小さな字を書かなければいけません。
より筆ペンの筆圧をコントロールをする技術が必要!
皆さん筆ペンの角度を立てて、名前の見本を見ながら集中して一生懸命に書かれていたのが印象的でした。
短い時間でしたが、皆さん頑張って練習をされ、
最初に比べると姿勢もペンの持ち方も良くなり、明らかに字も上手くなっていて嬉しかったです!
今回覚えたことや身につけたことが、今後のお仕事や生活に少しでも役立つ一助となれば幸いです。
この度はありがとうございました。
翌日担当の方からアンケートのご報告を頂きましたので、少しですが掲載いたします。
九州からオンラインレッスンを受講されている生徒さん、約1年で「硬筆書写検定2級」に合格! ~喜びの声~
九州からオンラインレッスンを受講されている生徒さんより、
6月に開催された「硬筆書写検定試験2級に合格」という、嬉しいご報告がありました!
私のYouTubeを観られたのがきっかけで、
昨年の4月にオンラインレッスンのご依頼を頂き、レッスンはスタートしました。
こちらの生徒さんは本当に頑張り屋さんで、
私の想像をはるかに超えるスピードで、上達していったように感じています!
全くの初心者という字でしたが、約1年という期間で硬筆書写検定の2級に、初挑戦で合格できたは素晴しいです。
もちろん始めから試験を受けることが目的ではなく、
「ずっとコンプレックスだった子供っぽい字を直したい!」という想いで、最初はレッスンを受講されました。
それから上手くなっていくことで字を書くことが楽しくなり、また自分の力を試したくなり、試験に挑戦してみたくなったのだと思います。
どの生徒さんも大体同じような感じで試験に挑戦されています!
こちらはレッスン前にご提出頂いた「ひらがな」や「漢字」の一部ですが、
確かに字がデカく筆圧も強く、ちょっと子供っぽい字に見えるかな…
私のレッスンでは生徒さんの書かれた字を横に置いて、
・どこが悪いのか?
・どうやって書けば良いのか?
そういった原因や理由・そして解決方法を、
実際のペンの動きを見せながら、言葉で理論的に説明していきます。
このようなレッスンを約1年間継続して学び練習したことで、生徒さん今では完全にコツを掴まれています。
※言葉では言われませんが、恐らく相当練習しているはず!
「字の形」が変わっているはもちろんですが、
技術力を高めることによって、圧倒的に「線の質」が変わっているのが本当にすごいところです。
基本がある程度分かってくると、すぐに実践・応用的なレッスンに入っていきました。
試験に向けて、行書・横書き・縦書き・マジックetc.
私なりの理論やコツを細かく説明して、とにかく書いて頂く!
これらは試験前近くにご提出頂いた書写検定の課題練習ですが、2級としてはかなり高いレベルで仕上がっていますね。
硬筆書写検定の2級に合格して1つの区切りができたので、
今では次の目標として準1級を目指したり、小筆にも挑戦したいそうですよ。
というか…
すでに先日のレッスンからスタートしています(笑)
合格証書を受け取った当日に、生徒さんから喜びのお言葉を頂きましたので、一部抜粋して掲載いたします。
~~~~~~~~~~~~~~
谷口先生
今帰宅したところです。
先生、合格していました!!!
正直自信がありませんでした。時間がギリギリで、落ち着いて見直すことができなく終わってしまったので・・・
必死な感じを汲み取って合格させて頂いたのかもしれません(^^ゞ
でもこうして合格できたのは、先生がいつも辛抱強く熱心にご指導くださったおかげだと思います。
本当にありがとうございました。
レッスンを始めた昨年4月に先生に提出した字を今見ると、子どもが書いたようで恥ずかしくてしょうがありませんが、職場でも家族からも褒められることが出てきたのが正月を過ぎたあたりでした。
少しは上達しているのかなあと思えるようになりました。
でも、一番嬉しかったのは、先生から最近「本当に上手になりましたね」と言ってもらえたときです。
先生のマニアックで本には書いてないようなコツのコツをすぐに掴むことはできないけれど、これからも練習している内にいつかできるときがくると実感しています。
先生のお手本のごんべんを定規と分度器で測って真似た日もありました(^^ゞ
縦画がいつも内側に曲がってしまっていたのが、曲がらず真っ直ぐに書けるようになったのはここ2,3か月のこと。
長くなりました。ひとまずご報告まで。
明日のレッスンもよろしくお願い致します。
~~~~~~~~~~~~~~
硬筆書写検定の課題「掲示文」のレッスン ~書き方や見せ方のコツを解説~
硬筆書写検定の課題の1つに、「掲示文」を書くという項目があります。
B4サイズの白紙の用紙に、ものさし・鉛筆を使用してレイアウト線を引き、
全体をバランス良く書く技術を求められる。
※油性マジックを使用して書くというルールあり
ペン先が 柔らかいor硬い、細いor少し太いetc.
油性マジックにもメーカーによって色々な特徴がありますが、色々と試したところ、私はマッキーが1番書きやすかったです。
「楷書・行書」「縦書き文章」「横書き文章」などの課題に比べると、特に難しくはない課題だと思っていますが、
「掲示文」のポイントだけは、しっかりと抑えておく必要があります。
こちらはオンラインレッスンを受講されている生徒さんが書かれた掲示文の一部です。
以前のレッスン時にレイアウト線の引き方や書き方コツを説明をした後に練習されたものなので、とても上手に書けていますね。
掲示文はキレイな字で書くことはもちろんですが、それ以上に大きく力強い字でバランス良く書く技術が求められます。
遠くからでも、パッと見で分かりやすく伝わるかがポイント!
今では生徒さんもそれを意識して大きく書けていますが、全体的にもっと大きく書いてみても良いかな!?
レッスンでは生徒さんの書かれたものを基にして、実際のマジックの動きを見せながら説明していきます。
書体は力強い「楷書」で書くと、引き締まり見栄えがします!
最初の頃はもっと小さな字だったので、タイトルとしてはちょっとインパクトに欠けていました。
字と字の間(字間)を少し詰めると、引き締まって見えますよ。
その他にも色々なタイトルを書いてメールで送って頂き、集中的に添削・アドバイスをしていきました。
掲示文の項目は「日時」「場所」「講師」「費用」「主催」など、大体書く字は決まってくるので、
それらの書き方を集中的に説明していきます。
生徒さん、ポイントやコツを掴むのが速くて頼もしい。
「費」も難しい漢字ですが、とても上手に書けていますね。
掲示文は、字の形を“少し縦長に書く”と力強く安定します。
レッスン後に再度練習して、メールしてくださいました。
マニアックに色々なマジックを試されてますね(笑)
最初に書いた掲示文も十分上手に書けていますが…
【ビフォー】
1文字ずつの精度を高めていくことはもちろん、
書き方や見せ方のノウハウを身につけて書くことで、力強く引き締まった「掲示文」に変わりました。
これから過去問を参考にして数をこなしていくことで、
さらに安定した「掲示文」が書けるようになると思うので楽しみです!
~嬉しくて泣きました~ 生徒さん念願の「毛筆書写検定1級」に合格! ~喜びの声~
オンラインで毛筆レッスンを受講されている女性の生徒さん、
このたび念願の「毛筆書写検定1級」に合格されました!
特に小筆が苦手で、課題もいつも不合格だったらしく、
「小筆の書き方を基本から教えてほしい」というご依頼から、レッスンを始めていきました。
1級を目指されているくらいなので、“技術”は高いです。
しかし、何となく不安な気持ちであったり、丁寧に書こうという思いが強すぎて、“線が細く弱々しい”というのが伝わってくる。
レッスンでは技術的なことはもちろん大切ですが、
字を書く「主旨」や「考え方」などを理解して書くことも大切なので、
少し精神論になってしまうけど、最初にそれらをお話していきました。
これが分かっていないと、見る方や審査員の方には伝わらないと思いますよ!
多分、歌や芝居やプレゼンなど、何でも同じだと思います。
それから、
小筆の持ち方、角度、スピード、リズム、筆圧etc.
楷書・行書・ひらがなの基本、そして縦書き文章や賞状書きなどの実践・応用にわたり、技術的なことを説明して、徹底的に鍛えていく。
生徒さんの書かれた字を印刷して横に置き、
・どこが悪いのか?
・どのように書けば良いのか?
レッスンでは実際の筆の動きを見せながら、改善点やポイントなどを細かく解説していきます。
生徒さんは「賞状書き」が1番の課題でもあったので、多くの時間をこの課題にあてました。
レッスン時はいつも楽しそうに字を書かれていましたし、恐らくレッスン後もかなり練習されたのだと思います。
毎回猛スピードで上達していき、本当に頼もしい限りでした!
苦手だった賞状書きですが、いかがですか?
かなり変わりましたよね!?
文字の精度も高くなり、力強い線で書かれた重厚感のある見事な「賞状」になったと思います。
ブログでは書ききれませんが、その他の課題のレッスンも行ない、どれもかなりパワーアップしましたよ!
最初は不安そうだった生徒さんですが、明らかに自信が出てきた感じで、明るく前向きな気持ちで試験に臨まれました。
そして今回の試験で、念願の毛筆書写検定1級に合格!
相当嬉しかったみたいですよ。
もちろん私もすごく嬉しかったです^^
おめでとうございます。
生徒さんからレッスンを受講された感想や喜びの声を頂きましたので、よろしければご覧ください。
~~~~~~~~~~~~~~
硬筆の1級に合格してから毛筆の1級にも何度も挑戦していましたが、約6年が経過していました。
コロナ禍で受験しなかった時期もありましたが、試験を受けても、毎回ほぼ絶望的な結果・・・
何度も諦めようと思いましたが、諦めきれず教えてくれる先生を探し始めました。
そして見つけたのが美文字塾。
オンラインで受講出来、マンツーマンで学ぶことができる!!
久しぶりにワクワクしました!!
最初の体験レッスンは緊張しましたが、谷口先生とのレッスンは毎回凄く楽しく、
「ひょっとしたら私でも合格出来るかもしれない!」と気持ちが前向きになっていきました。
学び始めて直ぐの試験は不合格でしたが、
不合格判定の凡例では、今までとはあきらかに違う評価にビックリでした。
とにかく小筆がダメな私・・・
小筆の扱い方、線と線の間の癖、楷書と行書の違い、見せ方・・・etc.
的確なご指導に本当に毎回、目からウロコでした。
またいつも「大丈夫!合格出来ますよ!!」
と優しいお言葉を掛けて下さいました(⋈◍>◡<◍)。
そして、
レッスンを受講し始めて2回目の試験で「合格」出来ました!
嬉しくて泣きました・・・
メールで合格の報告した直後、すぐに先生からお電話を頂きました。
先生のお声にまた、泣きました・・・
谷口先生に出会えて良かったです。
先生のおかげで、毛筆1級に合格出来ました。
本当にありがとうございました!!
~~~~~~~~~~~~~~
お問い合わせ・無料体験レッスンのお申込みはこちら