硬筆書写検定試験 準1級に向け、「草書(そうしょ)」の特訓!

 

硬筆書写検定の準1級から、楷書や行書に加えて「草書(そうしょ)」を書く課題があります。

 

「草書」は字を簡略化し崩したような書体で、日常生活で使うことはほぼないので馴染みがない方も多いはず。


だから、急に一生懸命練習をしても、すぐに上手く書けるものではありません…

 


過去には私も草書を覚えるためにひたすら書いて練習したことがありますが

何だか外国語を勉強しているみたいで、訳が分からなかったのを思い出します(笑)

 

訳が分からないながらも練習を続けていくと、
徐々に字の仕組みやパターンが分かっていった感じかな!?

 

例えば、硬筆書写検定の準1級の課題は、このように出題されます。

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準1級を受験される生徒さんですから、楷書や行書は上手に書くことができます。

 

しかし「草書」は、草書の形を覚えていないので、字を書くところまでいかない…

というのが現状です。

 

草書を書いたとしても、書き慣れない分余計な力が入ってしまい字が堅くなってしまうので、
今はひたすら数多く書きこむことが大切!

 

試験前ということもあり、楷書・行書は飛ばして「草書」ばかり書きこみます。

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私も生徒さんと一緒に調べながら、今回のレッスンでは、ひたすら草書を書き続けました。

 

こちらはまだ一部ですが、枠内はもちろん枠外にもビッシリと書きこんでいます。
すごい頑張り屋サン!

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生徒さんも自覚をされていますが、草書の字形をしっかり覚え、
線の質ももっともっと高めていかなければいけません。

 

草書の“字形”は頑張れば覚えることができます。

 

しかし、“線の質”に関しては、

手が自然と滑らかに動くようになるまで、練習を繰り返すことしかありません。

 

その努力こそが、本物の“技術”となりますよ!

 


 

 

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